白州

以前サントリーの白州蒸溜所を訪問したことがあり、それがとても楽しい思い出になっていたのですが、ご多分に漏れず目下のコロナ禍により工場見学は休止中。その代わりオンライン・ライブというのがあると風の便りに聞き、それなら再び「白州」を味わおうと申し込んでみました。

オンライン・ライブの流れは、白州蒸溜所のサイトにアクセスしてオンラインで申込みをすると、事前にセミナー用ツールが送付されてくると共に開催数日前にメールでZoomでのアクセス先の情報が通知され、指定の日時になったところで参加URLにアクセスすると、ナビゲーターさんが蒸溜所の中をバーチャルに案内してくれて、最後にテイスティング体験ができるというものです。

こちらがその「セミナー用ツール」=シングルモルトウイスキー「白州」180mlと白州ロゴ入り特別テイスティンググラスのセット。送られてきた「白州」のラベルを見るだけでテンションが上がってきます。

さて、当日の定刻少し前にZoomで所定のアクセス先にアクセスすると開始前の画像は白州の緑豊かな森の様子で、これをテレビにミラーリングすると家の中はあたかも白州蒸留所の一部になったよう。ただし、ここから先のオンライン・ライブは録画・録音・撮影禁止という約束なので、ライブの様子を写真で紹介することができないのが残念です。

定刻になったところでナビゲーターのお姉さんが登場して、にこやかに蒸溜所の紹介やウイスキーづくりの一連の工程の説明をしてくれましたが、このあたりは以前現地でのツアーに参加しているので既に知った中身ではあります。しかしクイズを交えながら手際よく紹介されるウイスキーづくりの様子はやはり魅力的で、経験者であっても飽きるということがありません。

そしていよいよお待ちかね、テイスティングのコーナー。ナビゲーターさんの指導に沿ってテイスティンググラスに適量のウイスキーを注ぎ、まずは色を確かめ、次に用意しておいた水(もちろん「南アルプス天然水」)を同量注いで香りを開かせてかぐわしい香りを楽しみます。そして最後に口に含んで味わいを確認してから、喉の奥へ……。

感じ方は人それぞれだと思いますが、ここでは参考までに以前白州蒸溜所を訪問したときに撮った写真をアップしておきます。自分の印象としては、香り高さがこのウイスキーの美点であるように思いました。

ナビゲーターさんが「わたくし、ウイスキーを入れ過ぎてしまいました」とちょっとあたふたして笑わせてくれながらアットホームな雰囲気の中でテイスティングが進み、さらに美味しいハイボールの作り方も紹介されて、最後に説明されたのはウイスキーとのマリアージュ。つまりはどういう料理がこの「白州」に合うかということなのですが、ナビゲーターさん自身のレコメンドは夏野菜カレー、鯵の南蛮漬け、餃子となかなか攻めたチョイスでした。

こんな具合で1時間があっという間に過ぎオンライン・ライブを終えました。たった3,300円ですこぶる楽しく蒸溜所案内をしてもらえて「白州」180mlとテイスティンググラスが手に入るのですから、これはウイスキー好きの人には文句なしでお勧めです。また、このオンライン・ライブはサントリーのもうひとつの主力蒸溜所である山崎でも行われているそうなので、いずれそちらにも申し込んでみるつもり。幸い今回テイスティングした「白州」はまだまだ残っているので、ナビゲーターさん推奨のマリアージュを試してみてもいいし、「山崎」と「白州」の飲み比べという楽しみも待っています。