財界

1998/03/03

ピンチヒッターで雑誌「財界」の記者からネットワーク・セキュリティの現状についての取材を受けたのが2月13日。そして3月3日に発売された『財界』(3月17日号)の特集記事「狙われる裸の大国・日本 / 電脳犯罪者が日本企業を狙っている!」には私の名前が(どうせなら写真も載せてほしかった……)。

記事の内容は極めてオーソドックスなもので、ハッカーによる日本企業への不正アクセスの増加傾向、お寒いセキュリティ対策の現状、さらにはウイルスによる被害状況を概観して、経営者にリスク管理の視点からネットワーク・セキュリティの重要性を説くもの。取材した記者に聞いてみたところでは、取材期間は2週間しかなく、この記事に取り組むまでネットワーク・セキュリティの問題に関してはズブの素人だったとのことですが、その割りにはコンパクトにうまくまとまっているのがさすがです。

まぁ、細かいことを言えばあちこちに「?」という表記も見られるのですが…。

趣旨としては正しいのですが、こんなこと言ったかな?それに「神妙な面もち」には苦笑してしまいます。一般紙の社会面などで重大災害があったときに近隣住民が「唇を震わせていた」というのと同じ筆法なのでしょう。