膨張

2013/05/02

入船一丁目にあった「登處 八丁堀」が新川二丁目に移転し、リニューアルオープンしたのが4月28日。その日はあいにく小川山に行っていたためにお伺いできず、オープン5日目のこの日、ようやく訪問することができました。

油業報知新聞社が目印。もともと新聞社の印刷設備が入っていた地下のワンフロアを、堂々と借り切っています。

階段をとんとんと下ってゆくと、入口にはおなじみの暖簾。受付と更衣室が手際よくまとめられており、外にはシャワールームも用意されています。

総帥の姿をかたどったシャチホコ状のオブジェ。

こちらが壁面全景。今まで入船にあったジムと同じジムとはとても思えない広さと高さです。気付いた方もいるかもしれませんが、サイズはまったく異なっていても、左側が垂壁→真ん中に120度壁→右側にルーフという基本構造は入船時代を踏襲したもの。つまり、入船の「登處 八丁堀」がビッグバン宇宙のように膨張して新川に移転したと思えばよいようです。

もちろん、おやつコーナーも健在。実は、ここに来る前に東京駅八重洲口の大丸に足を伸ばして、新装開店のお祝い替わりにキース・マンハッタンのカマンベールチーズスフレドームを買ってきていたのでした。ポイントは、小川山のスラブ状岩壁を連想させるこの地肌です。

総帥に切り分けていただいたのですが、まだナイフなどの小物が揃えられておらず、プラスチックのフォークとスプーンで切ったところ……溶岩ドームのようになってしまいました。

ともあれ、これからもますます繁盛を続けてほしいものです。もちろん私も、足繁く通うつもりです。