協働

2018/10/10-11

10月10-11日は、大阪及び福井への出張。以下、旅の徒然をご紹介。

まず品川駅からの新幹線での旅のお供は、チキン弁当です。ただしこちらは、10月5日に発売されたばかりの、ボンカレーとのコラボバージョン。ボンカレーの発売50周年を記念した企画商品ということだそうですが、それほど息の長い商品だったとは知りませんでした。ちなみに、ボンカレー発売は昭和43年2月ですが、チキン弁当発売はさらに古く昭和39年10月、すなわち東京オリンピック開催のときです。勉強になります。

肝心のお味の方は、ちょっとパンチに欠ける感じ。オリジナルのチキン弁当のケチャップライスにインパクトがあるのですから、その変種とするならそれ以上の個性を主張してほしかったところです。

いきなり夜に飛んで、宿はこちら。格子状のデザインと間接照明の雰囲気から、映画『2001年宇宙の旅』の終盤でデヴィッド・ボーマン船長がモノリスに導かれてスターチャイルドに変貌する部屋を連想しました(発想が飛び過ぎか?)。それはともかく、ベッドサイドにも壁面にも、窓際のダウンライトを消すスイッチがなくて往生しました。フロントに電話を掛けて聞けばいいのですが、それも何やら沽券に関わるような気がして、結局そのまま寝てしまいました。次回ここに投宿したときに、絶対自力で解明してやろうと思っています。

2日目、福井県への移動は大阪駅から特急サンダーバードで。個人的には、サンダーバード2号が好きなのですが(違)。

敦賀駅での乗換えで仰天させられた、福井県民の方のいでたち。福井県勝山市には白亜紀の地層があり、そこから恐竜などの化石が発掘されて、世界的にも名の通った恐竜博物館があるそうです。勉強になります。

お昼は小浜市で海の幸。小浜市というとオバマ大統領の就任によって突然脚光を浴びた地方都市……だとばかり思っていましたが、実は律令時代から大和朝廷の日本海側の玄関口になっており、人口1人あたりの寺院の数は日本一で「海のある奈良」と呼ばれるそう。東大寺のお水取りの水の供給源であり、鯖街道の起点でもあり。食に対する誇りが高いのは、かつて淡路・志摩と共に若狭が御食国(みけつくに=贄の貢進国)とされていた歴史があるからだそうです。勉強になります。

最後は、米原からの帰りの「ひかり」で近江牛にちなんだ牛肉弁当で〆。勉強に……はなりません。それにしても、自分は何しに行ったんだろう……。