歳月
2021/05/30
このところ自宅で過ごす時間が長いので自然とYouTubeを見る回数が増えているのですが、そんな中、1980年台に活躍した2人の女性シンガーの最近の様子を目にする機会がありました。これがそれぞれにびっくり。
こちらは2017年のBelinda Carlisle。The Go-Go’sでのはち切れんばかりの健康美(ただし内実はアルコールやドラッグなど不健康そのものだったそう)からソロキャリアでもこの「Heaven Is a Place on Earth」(1987年)を筆頭に数々のヒット曲を飛ばして成功を収めた彼女も、このライブの時点では58歳。ご覧の通りのすてきなおばさまになっていて、喉のコンディションはベストではなかったようですが元気なパフォーマンスを披露してくれていました。いい歳のとり方をしてるなあ、とうれしく思いながら見たのですが……。
本当の驚きはこちら、2021年(今年)のSusanna Hoffsです。The Banglesの一員としてこの「Manic Monday」(1986年)や「Eternal Flame」(1989年)で特徴的かつ魅力的なボーカルを聴かせていた彼女が、その声ばかりかルックスもほとんど変わることなく62歳でこの映像を公開しているのは驚異的です。Belindaとは対極の歳のとり方と言ってもいいかも。
どちらもそれぞれに素晴らしいのですが、実は2人とも私より年上(Belindaは1958年8月生、Susannaは1959年1月生、私は1959年10月生)だったということに今回初めて気づいて軽くショックも受けました。
……20代の頃の私を知っている人が今の私を見たとき、果たして「いい歳のとり方をしている」と言ってくれるだろうか?