義援

2004/12/30

2004年12月26日にスマトラ島沖で起きた大地震は、典型的なプレート型の地震で、海底のプレートが30m(!)もずれたほど。そのマグニチュード9.0という巨大なエネルギーがもたらした地震波は、秒速4kmの速さで地球を回って、地球を回って北東回りに3周分、南西回りに2周分が日本でも観測されたのだとか。

▲Indian Ocean Tsunami disaster © Guardian Unlimited

そして、地震の大きさもさることながら、それが引き起こした津波(Tsunami)がインド洋に面した各国、すなわち東南アジアはもとよりインド、スリランカや遠くアフリカ東岸諸国をも襲い、現時点でわかっているだけでもインドネシア、マレーシア、タイ、ミャンマー、バングラデシュ、インド、スリランカ、モルディブ、セーシェル、ソマリア、ケニア、タンザニアの各国で死者を出し、直接の死者だけで10万人に達する可能性があるほか、インフラの破壊による伝染病の蔓延などでさらに同程度の死者を出すおそれがあるのだそうです。

この事態に対して、私たちに何かできることはあるでしょうか?

もっとも簡単で確実な貢献は、日本赤十字社への義援金の提供でしょう。郵便局の窓口からは、振替手数料免除で払い込むことができます。また、Yahoo! JAPANではインターネット募金も受け付けており、300円〜3,000円と小口ですが、壁紙購入という名目で日本赤十字社への義援金を払うことができます。他のチャネルや団体でも、同様の支援の受付を行っていることでしょう。自分にとって身近な方法で、自分に無理のない範囲内で、被災者の方々に対してできることを、探してみてはどうでしょうか。