学環

2006/01/18

私が所属しているある研究会で、東京大学の先生のところに話を聞きにいこうということになりました。この研究会では、環境会計にならって「情報セキュリティ会計」なるものの作成ガイドラインを作ろうというのがテーマとなっています。企業が情報セキュリティ対策に投じたコストと効果を会計的な手法でディスクローズすることで、たとえばSRIの投資行動に好ましい影響を与えようとするわけ。そこで夕方、本郷の赤門をくぐってお伺いした先は、「大学院情報学環・学際情報学府」。

(・_・)?

「学部」とか「学科」ならわかるのですが、「学環」?「学府」?先生にお聞きすると、2000年頃からこういう組織名称ができたそうなのですが、直感的にわからないネーミングに疑問符が湧くばかり。それでも2時間弱、まだ若々しい先生とあれやこれやとディスカッションできて、有意義でした。

先生のところを辞した後は、研究会のメンバーで「軽くビールでも」と本郷三丁目の交差点の近くの串揚げ屋さんに入りました。「甲斐の里」という名前のこのお店、焼酎のメニューが充実しているのを見てとった私はすっかりうれしくなり、「今日はブレーキ壊れてますから」と勝手に宣言して最初から焼酎ロックでがんがん飛ばしました。

特に初めて飲んだ餅米焼酎(!)の「野うさぎの走り」は、香りの高さと度数の強さ(42度)で一気に気分よく酔いを進めてくれました。