双六

2006/08/30

ちょっと面白いものを見つけました。題して「内部統制評価すごろく」。

シマンテックとプロティビティが日本版SOX法対応支援で協業する、というウェブニュースを見てプロティビティのサイトにアクセスしてみたところ、そのトップページの一番下にこれがあって、「お忙しいプロジェクト業務の合間の、ひとときの憩いとなれば幸いです」との惹句についふらふらとリンクをクリックしたのですが、これがけっこうよくできています。「プロジェクト立ち上げエリア」「文書化エリア」「運用状況評価エリア」「不備評価エリア」と順次ステップアップするようになっていて、サイコロの目の数だけ進んで止まったマスに、例えば「文書化マニュアルを完成」とか「テスター研修を実施」とかあればご褒美にさらにいくつか進めますが、一方で「プロジェクトの重要メンバーが文書化の真っ只中で倒れる!」とか「監査法人が交替!方針変更となる」といった事態にぶつかると逆戻りしなくてはなりません。恐ろしい……。

とてもよくできているので、ついプリントアウトして実際にサイコロを振りたくなりますが、トラブル事例があまりにもリアルなので身につまされてしまい「ひとときの憩い」とならない可能性があるのが、欠点と言えば言えるかもしれません。