年金

2008/10/29

新聞の記事に、

<年金記録>訂正42万件が未処理 社保庁、処理追いつかず

というのがありました。ねんきん特別便を受け取った受給者からの記録訂正申請が急増する一方、社会保険庁の業務処理が追いついていない。のだそうです。そういえば他人事ではなく、自分にも職場を経由して「ねんきん特別便」が届いていたのでした。

私の場合は転職を3回しているので、ちょっと複雑です。最初が国家公務員でまる9年、次に京都に本社がある経営コンサルティング会社に6年あまり、ついで東京の某IT企業に9年弱、そして今の会社ですが、その前に1カ月間の充電期間をおいてあります。したがって、年金制度への加入履歴としては

  1. 国家公務員等共済組合 108月
  2. 厚生年金 73月
  3. 厚生年金 107月
  4. 国民年金 1月
  5. 厚生年金 24月(今年6月時点)

ということになるはず。これで船員保険があればサイクルヒットだったのですが、冗談は抜きにして、確認したところ1.の公務員時代の履歴がすっぽり抜けていました。なんで?

「年金記録のお知らせ」の共済組合等加入月数欄に関する注を読んでみると「平成8年以前に退職した共済組合等の加入月数は、情報提供されていない場合があります」とあって、これは基礎年金導入前と後で取扱いが違うと言っているのだろうと推測されるものの、「場合があります」ってどういうことでしょうか?さらに「退職一時金が支払われた期間は含まれません」とも書いてあり、確かに公務員を辞めたときに退職金をいただいてはいるのですが、退職金の支払いと年金の受給は関係あるのかな?

……といった具合になんとも釈然としないので、何はともあれ「年金加入記録回答票」に「公務員時代の履歴も足して」と書いて社会保険庁に返送することにしました。皆さんも、お手元に「ねんきん特別便」が届いていたら必ずチェックしてみることをお勧めします。

注:「年金加入記録回答票」は、加入記録にもれや誤りがなくても返送する必要があります。