空巣

2009/03/06

世の中にはいろいろな事件・事故・不幸があるものですが、そうした報道に接したときのごく普通の反応は「気の毒に……でも自分には関係ないだろうけど」。でも、実際はそういうものでもないというお話。

金曜日の夜、恵比寿でのボルダリング練習の後に帰宅してみると、貴重品を入れてある耐火ボックスがなぜかいつもと違うところに置かれていました。「?」と思ってよくみると、ドライバーでこじ開けた跡。「!」とあたりを調べると、窓ガラスに小さい穴が開けてあり、空巣がそこからロックを解除して侵入したようです。私の住まいはマンションの3階で、普通ならそう簡単にはアクセスできないはずなのですが、今は大規模修繕のための足場が組んであり、そこを伝って入ってこられたのでした。

幸い(?)、私の家の中にある金目のものと言えば○十万円の巨大な版画と●十万円の楽器がいくつかしかなく、耐火ボックスの中にも現金は入れていなかったので、実害は耐火ボックスがお釈迦になったことくらい(窓ガラスは保険がききます)でしたが、そうは言ってもけっこうショック!早速、修繕の施行会社から補助錠を借りてセットしました。

それにしても感心するのは、空巣の手口のよさ。窓の穴は必要最小限ですし、家の中も荒らされた感じはまったくなく、現金だけを狙って、ちょっと目につきにくいところに置いてあった耐火ボックスをただちに見つけたようです。プロの仕事だな……。皆様も、防犯対策には怠りなきよう。

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