銀川

2009/02/17

うっちゃまん女史&ありか先生と、赤羽橋のアルゼンチン料理店「El Caminito」でお食事。主たる目的は、メキシコ旅行のお土産を2人に渡すことなのですが、まぁそれは口実で、とにかくおいしいワインとおいしい料理を楽しくいただこうという気軽な集まりです。

「El Caminito」は赤羽橋の駅から徒歩5分という交通至便の地に、その割にひっそりと構えた小振りのお店で、お店の中もえらく暗いところでした。最初に注文したのは赤ピーマンをニンニク風味に漬け込んだものと、下の写真の名物エンパナーダ。ひき肉やたまねぎなどの具を小麦粉で包んでオーブン焼きしたもので、レーズンとオリーブが入って甘みがあり、とてもおいしい一品です。

この辺りからアルゼンチンの赤ワインを飲みましたが、香り高く、親しみやすい味わいと適度のボディがあってお味は大満足。3人で2本が簡単に空いてしまいましたが、もうちょっと安く出されていたらさらに良かったかな。引き続いて料理は、アボカドのサラダとナポリ風チキンのカツレツ。前者はリンゴやキウイとともに和えたもの、後者はトマトソースとチーズがきいた柔らかいお肉が抜群の味わい。

もともとこのお店を選んだのは、私のここ3年ほどの旅行先が中南米で、その影響で最近観たチェ・ゲバラの映画に触発され、チェの生まれた国であるアルゼンチンの料理を食べてみようということが動機でしたが、料理もワインも共に洗練されていて、お勧めできます。

さて、私からのお土産はマヤの遺跡や出土品の小冊子とメキシコのチョコレートで、対するお二人からいただいたのはChocolatier Masáleのチョコレート。宝飾品のようなこれらのチョコレートを、私は帰宅してから一つ残らず平らげてしまいましたが、そういえばこれを受け取るときに2人が「味見させてほしい……」という表情をしていたのを思い出して、ちょっと罪の意識を感じてしまいました。