小指

2010/01/09

土曜日、外はとってもいい天気。窓から見上げる空の青さが目にしみます。

ところがこちらは水曜日からの熱が下がらず、引き続き家の中で沈殿。新型インフルエンザ罹患を疑い金曜日に病院へ行って検査してもらったのですが、幸い結果は陰性でした。そのときお医者から聞いた話ですが、昔から熱を出したら頭を冷やして寝かせるのにはしっかりした裏付けがあって、脳を保護しつつ体温はあえて下げないことで体内のウイルスの増殖を抑制し、また横臥することで体内の解毒工場である肝臓への血流量が直立時の7から10倍にも増えるからなんだとか。なるほど。それはともかく、仕方なく楽器の練習などでお茶を濁しますが、やはりこの快晴で山に行けないのは精神衛生上相当に悪いものがあります。

Rush「Countdown」。

このソロ、一見ややこしそうに見えて実は全部白鍵でユーザーフレンドリー。ところで、ノンウェイテッドとはいえ鍵盤を弾いているくらいですから右手小指の負傷はずいぶん治ってきているのですが、左右を見比べてみると関節周辺の腫れが顕著で、右手の小指の太さが左手の小指の1.5倍はある感じです。

私はこのまま「両手の小指の太さが違う男」として一生を終えることになるのでしょうか?たとえば、もし山で行方不明になって、家族や友人から『情報求ム』ポスターが登山口に貼られると、そこに「特徴:両手の小指の太さが違います」などと書かれるのでしょうか?あるいは、まかり間違って指名手配されたりすると簡単に通報されて「両手の小指の太さが違うのでピンときました」などと通報者に言われたりするのでしょうか?