餅巾

2010/01/10

日曜日、今日も外はとってもいい天気。そんな中、ここ数日の自宅静養でさすがに仕事が溜まってきていたので、午前中出社して独り職場でメールの整理などなど。休日出勤は、仕事ははかどるしアイデアも湧きやすいしで、嫌いではありません。ただし、空がどこまでも青いこういう日に会社でPCに向かうのは、あまり好みではありません。

ともあれ、午後に入ったあたりで一段落したのでこの日の仕事はここまでにして、上野でチベット仏教美術の展覧会を見てから、荻窪へ。この日のY女史は絶好調で、アップの延長でこれまでつながっていなかった長モノ5.10cを片付けた上に、ここ1カ月打ち込んでいたカチ系4級課題をついにゲット。かたや私の方は、先日やっつけた3級と4級のおさらい、さらにこれまで手を出していなかった上記4級課題にトライし始めて、出だし2手目をアウトサイドフラッギングでスタティックにとるムーブを見つけ(身長が15cm違うY女史は違うムーブ)、その後もY女史に叱咤激励されながらなんとかつないで、最後のホールドにタッチするところまで。次回は落とすつもりです。

帰宅途上、ちょっとお腹が満たされていなかった私は自宅近くのファミマでおでんを買ったのですが、レジのお姉さんがカップの中を見てなぜか満面の笑顔。「この餅巾もちきん、出汁がしみてておいしそうですよね!」とうれしそうに話しかけてきました。はい、確かに私がセレクトしたのは、がんも、大根、餅巾着。「若いお客さんはきれいなのを選ぶんですけど、これの方がおいしいですよ」って、そこまでどす黒くはないと思うんですが、それでも私が選んだ餅巾着はよほどお姉さんのメガネにかなったようです。だからといってレジをあえて打ち間違えてくれたりは当然しないのですが……。

帰宅してから食してみると確かに、よ〜く出汁がしみた餅巾着は、よき味でした。