無情

2010/06/25

今朝の職場は、サッカーW杯で日本が決勝トーナメント進出を決めた話題でもちきり。サッカーにまったく興味のない私は、ふーん、といった顔で聞いていただけですが、それよりも興味を覚えたのは、直前まであれほど各方面から叩かれていた岡田監督が、今日になってみればすっかりヒーロー扱いされていることです。「手のひら返し」はサッカーファンの得意技なんでしょうか?だいたい、過去のさまざまな事象を見るとサッカーファンに限らず日本人は誰かスケープゴートを作って袋だたきにしたがり、その気分に迎合したマスコミが煽り記事を垂れ流す、というのがよくあるパターン。古くは松本サリン事件しかり、近くは郵便不正事件もそう。そして真相が明らかになっても、自分たちが非難した事実には蓋をして次なる攻撃先を探すだけ。今回も、各方面の論調のあまりの無節操に戦慄を禁じ得ません。

そんなわけで若干ブルーな気持ちを抱えながら、19時過ぎから荻窪の「B-PUMP」で練習。この日はどういうわけか、異常に空いていました。

2Fの右奥の部屋 / 2F中央部

でもって1Fの奥。わかる人にしかわからないでしょうがホールド替えがなされていて、あれだけ打ち込んでモノにした紺や茶の課題たちが一掃されていました。あぁ、無情!後から合流したY女史も、この壁には相当の思い入れがあったらしく「あの子もこの子もいなくなってしまった」とすっかり涙目です。

Y女史情報によれば、一番上の写真に写っている壁も今日がラストチャンス。というわけで、前から何となく敬遠していた長モノ40手=5.10cをこの日どうにか片付けました。ついでに、やはり長モノ5.11cにもトライし、出だし核心から8手-(8手目のホールドにタッチ)まで行ったところで時間切れ。

惜しいなあ、次回はできる予感がするんだけど、ホールド替えじゃしょうがないなあ。