謎掛
2010/09/25
雨のために山行が中止になった連休の土曜日。それなら友人たちの音楽イベントに参戦しよう、と大宮と渋谷を梯子しました。
まず大宮は、まっきーがサックスで参加しているおおみや市民吹奏楽団の第17回定期演奏会へ、デチと一緒に。曲目はこんな感じです。
- 第1部
- フローレンティナー行進曲
- サクソフォン・シャンソネット
- 第2部
- ジャパニーズ・グラフィティ XII
- 私のお気に入り
- ミュージカル『ウエスト・サイド・ストーリー』セレクション
- 第3部
- 楽劇『ローエングリン』よりエルザの大聖堂への行列
- 交響曲第5番『革命』ニ短調作品47より第四楽章
「サクソフォン・シャンソネット」が、まずは最初の聴きどころ。サクソフォーン奏者・國末貞仁氏をゲストに迎えての四部構成からなる曲でしたが、サックスがこんなに温かい音色の楽器だったとは、と認識を新たにしました。何しろ、私にとってサックスというとどうしてもKing Crimsonの「21st Century Schzoid Man」の、あの攻撃的な音になってしまっていたので……。國末氏はソロでのアンコールも披露してくれましたが、この曲はモンティの「チャールダーシュ」ですね。
」カジュアルな装いの第2部では、親しみやすい曲が続きました。「ジャパニーズ・グラフィティ XII」は「銀河鉄道999」と「宇宙戦艦ヤマト」のメドレーですが、もともと管楽器フル活躍の曲だけあって、やっぱり「ヤマト」は血湧き肉踊るものがありますね。あやうく拳を振り上げるところでした。また「私のお気に入り」はもちろん『サウンド・オブ・ミュージック』から。この曲自体が、私のお気に入りです。
おおみや市吹の演奏会と言えば、司会の島嵜久美子さんも忘れてはいけません。毎回独特の発声で謎掛けを披露するのですが、今回も期待に応えてくれました。
おおみや市民吹奏楽団と掛けて小惑星探査機「はやぶさ」と解く、その心は、途中ハラハラしながらも最後には感動を与えるでしょう。
途中ハラハラって、いいのか?本当にそんなことを言っていいのか?凄く納得するものがあるけど……。
さて、演奏終了後にまっきーのご両親やまっきーに挨拶し、さらに大宮駅でデチと別れて渋谷へ戻って、次はバーEdgeEndへ。そう、久しぶりのDJイベント「Shining Star」に参戦です。
今回は「Shining Star」が始まって丸5年ということから、お題は「Five」。曲名やグループ名に「5」が入っていれば直球ど真ん中ですが、「5人組」とか「xxx5年発表」とか言われるとお手上げ。で、少し遅れて会場に入ると最初のHatchさんのセットが終わったところだったのですが、Hatchさんがにやにやしながら「さっきAsiaをかけたんですよ」と声を掛けてくれました。「えっ、何を?」……聞くまでもなく、「Go」でした。
この後、和洋なんでもありの楽曲群は、ストレート系ではJackson5やMaroon5、フィンガー5。若干変化球は郷ひろみ。5人組というのは数知れずですが、Mickyさん、Led Zeppelinの「Black Dog」はどうしてもわかりませんでしたよ。ZEPは4人組だし、アルバムは『IV』だし、発表年も1971年だし……で、後でわかった答が「7inch=45回転」というのにはひっくり返りました。
ちなみにrobin☆さんには、こんなさりげない(?)リクエストをあらかじめ出してありました。
5人組=Yes とあいかわらず短絡思考の塾長です。昔、ともさかりえとかエンクミが出ていた「FiVE」ってテレビドラマもありましたね。あれの主題曲もよかったなあ。というわけで、土曜日、参戦予定であります。
Yesの方はド定番の「Owner of a Lonely Heart」をかけてくれて、そのサビでじゅんぢさんが「女風呂〜にハツ」とシュールな和訳をつけていましたが(なぜ女風呂で焼き鳥?)、☆くん!甘いぞ(花形満風に)。アルバム『Big Generator』から選曲してくれていれば、その頃のChris SquireはTobiasの5弦ベースを使用していたから完璧だったのに……待てよ、もしかすると「Owner〜」の収録アルバムは『90125』だからとか?
ともあれ22時まで音楽漬けになって、長らくご無沙汰のいしこさんやじゅんこさんとも再会できたし、楽しいひとときでした。次回はもっと短いインターバルで「Shining Star」を開催してほしいものです。