日常

2011/03/19

三連休は谷川岳へ行く予定でしたが、地震の影響で中止。谷川岳方面はさほど揺れていないし、交通手段にも大きな支障があるわけではないのですが、やはり震災(とりわけ原発)対応に夜も昼もなく死力を尽くしている人たちを尻目に危険を伴う遊びに行くことへのモチベーションが高まるはずもなく、ここで無理に突っ込んでもかえって事故を起こすだけと判断しました。

さて、そんなわけで遠出できなくなった連休の初日は、午前中をスポーツジムでの脚力強化にあて、15時過ぎに川崎市麻生区の実家へ。幸い実家の方は人的にも物的にもこれといった損害はなく、少なくとも家の中の暮しはすっかり日常を取り戻していました。ただし、この辺りのスーパーでは今でも深刻な品不足が続いているそうです。

これも、私が実家に顔を出したときの「日常」。また負けた……。作って3目差でしたが、最終盤に不注意からヨセで先手をとられあちこち凹まされての逆転負けです。

ヤケ酒はこちら。元日に持ち込んだ一升瓶の寒梅はとうの昔になくなっていました(涙)が、辛うじて「越後さむらい」が残っていました。これは純米酒に醸造用アルコールを加えて熟成させたリキュールで、アルコール度数は46度。オン・ザ・ロックスにして飲みましたが、アルコールの強さとまろやかな甘味が同居していて、かなりいけます。

しかし、あの大地震から8日目のこの日、こうして両親と共にささやかな日常を楽しんでいるときにも緊急地震速報が鳴って、茨城県北部で震度5強を観測する余震。こちらは震度3程度で、地鳴りと共に家がぐらぐらと揺れました。この非日常は、いったいいつまで続くのでしょうか?