貫禄
2011/06/18
水木金と飲み会が続いたこの3日間。水曜日は日本酒をがんがんいってしまったものの、木曜日を自分には珍しくビールだけでセーブ目にできて万全の態勢で臨んだはずの金曜日でしたが、飲んだ相手が悪かった。飲むと確実にブレーキが壊れることで悪名高い同僚エリコ様とその職場での親友2人という極道ガールズにたった1人で立ち向かったのですが、ワインのボトルが空くたびにエリコ様から次のごときセリフが……。
1本目のボトルが空いたところで「もう1本、いきます?」
2本目のボトルが空いたところで「もう……1本……いき……ます?」←ろれつが回ってない。
結局、予想通りに酔いつぶれたエリコ様をタクシーで北千住のマンションに送り届け、直ちに踵を返したものの既に渋谷までの電車はなくなっており、なんとか辿り着いた新橋から自発的徒歩帰宅訓練となってしまいました。
そんなわけで二日酔い&寝不足の土曜日でしたが、なんとか起き出して埼京線に乗り、まっきーが参加しているおおみや市民吹奏楽団の演奏会に行ってきました。今回は「ジョイントコンサート2011」と銘打って、こんな感じの構成です。
- 第1部
- 《ファミリーウィンズ和》
- 「となりのトトロ」より「さんぽ」
- ヴィリアの歌
- サウンド・オブ・ミュージック・メドレー
- 《埼玉県立大宮光陵高等学校吹奏楽部》
- 「オペラ座の怪人」メドレー
- 「ハウルの動く城」より
- 《埼玉県立久喜高等学校吹奏楽部》
- 江
- Someday
- オーメンズ・オブ・ラブ
- 《ファミリーウィンズ和》
- 第2部《おおみや市民吹奏楽団》
- オリエント急行
- 吹奏楽のための第2組曲(A.リード)
- 第3部《おおみや市民吹奏楽団》
- エルサレム賛歌
- 吹奏楽のための交響曲第3番(V.ジャンニーニ)
まっきーにあらかじめ用意してもらってあったチケットで会場に入り、定刻通りにコンサート開始。
ファミリーウィンズ和なごみは、なごみキッズも交えての「となりのトトロ」からスタート。
大宮光陵高等学校は、ちょっとアレンジが凝り過ぎていたかな……。
びっくりしたのは久喜高等学校。エンターテインメントに徹するという指導方針なのか、ダンスまで付いていて大ウケでしたが、しかし高校生らしい溌溂とした演奏が素晴らしく、最後の「オーメンズ・オブ・ラブ」では曲が終わりきらないうちに大きな拍手が湧き上がっていました。
しかし、第2部と第3部で演奏したおおみや市民吹奏楽団は、さすがの貫禄。やっぱり違います。そうしたハイレベルの楽団の中で堂々とサックスを吹くまっきーの姿も、きらきらと輝いて見えました。
本当のところは、周りのレベルについていくのが苦しくて悩んだ時期もあったようですが、あるとき個人レッスンの先生がそうしたまっきーの様子を察して何も言わず個人練習の時間を延長してとことんつきあってくれたことがあって、それが彼女の転機になったのだそう。この日の演奏を聴いて、まっきーが楽団を続けてくれて本当に良かったと思いましたし、そうなるように後押ししてくれた先生の存在にも感謝するばかりです。そして演奏を聴いているうちに、なんだか私も勇気をもらいました。自分の満足いくクライミングを1年でも長く続けられるように、これからも精進しなくちゃいけないな。
こちらは、帰りに立ち寄った大宮駅近くの楽器屋さん。吹奏楽もいいですが、私自身の好みはどちらかというとエレクトリックな弦楽器かな。それも、弦の数は4本に限ります。それにしてもこの店、やたらにギターが安い。写真に見えているギター類はことごとく10万円未満でした。ちゃんとした音は出るのか?学生向けなのかな?