基地
2011/06/25
この週末も谷川岳一ノ倉沢の予定が雨で中止。週末ごとに雨にたたられるとは、よほど雨男パワーが強いのか……。そこへ、やはりインドアへ転進することになった常吉さんからお誘いがあり、土曜日は前から気になっていたクライミングジムへ行くことにしました。
それがこちら、かの平山ユージ氏がプロデュースする「ベースキャンプ」です。場所は西武池袋線の武蔵藤沢駅から徒歩15分ほどで、最初は「所沢の先?もしかしてパスポートがいるのか?」などと心配しましたが、調べてみたら渋谷から武蔵藤沢までは1時間かかりません。
中は広々しており、ボルダーエリアも充実していますが、何といってもリード壁が強力です。易し目の課題は入ってすぐの斜度のない壁と奥まったコーナーに集中していて、奥の方にこの日ご一緒することになった常吉さんとその友人のいず姫(常吉さんを高級ワインで心神耗弱状態にして北鎌尾根行きを約束させた猛者?らしいです)、現場監督氏と若い同僚のナナフシさん(某社軟式クライミング部員)がかたまっていました。
以下、超恥ずかしいこの日の戦績。
- ブルーマウンテン(5.10a) OS←正対でがしがし。
- パリで待ちます...(5.10a) OS←気持ちよく身体を振って。
- コナ in Hawaii(5.10b) TO←保持力が足りない……。
- プリン・アラ・モード(5.10b/c) ×-×←2トライ目はロングフォール。
- イルマ・クランク(5.11a) TR ×←触ってみただけ。
- プーさん(5.10b) ×-RP←基本ガバガバなのに最後にかかりの浅いホールドが出てとまどう。
ここまで登れない記録を自らさらすようでは、この日記も「自虐の記」とタイトルを変えた方がいいかも。それにしても常吉さんは相変わらずパワフル、そして現場監督氏はこの日ずっと宿題になっていたという「フルムーン」(5.11b)を見事にRPしていました。
帰路、山道具屋さんに立ち寄って取り寄せを頼んでいたアンチスノープレートをゲットしました。私の残雪期用のアイゼンはCHARLET MOSER SUPER12で、さすがに8年も使ってくるとプレートがぼろぼろになってきたので交換しようと考えたのですが、既にモデルとしては型落ち、おまけに季節は初夏ということで「流通在庫があればラッキー」という状態だったのです。幸いにして手に入れることができたこいつには、この夏、大いに働いてもらうつもりです。