語綴

2011/10/02

時折雨がぱらつく日曜日、前夜下北沢で飲んだワインが残ってぼんやりした頭のままに日比谷公園にお出掛け。この土日に開催されている『グローバルフェスタJAPAN2011』の演し物の一つとして私の同僚F女史が参加するゴスペルサークルが出演するというので、応援に出掛けたものです。 この「グローバルフェスタJAPAN」、そもそもどういう催しなのか公式パンフレットではさっぱりわからない(書いていない)のですが、外務省のホームページにプレスリリースが載っていてやっと理解できました。

グローバルフェスタJAPANは,外務省,独立行政法人国際協力機構(JICA)及び特定非営利活動法人国際協力NGOセンター(JANIC)の共催で開催している国内最大の国際協力イベントで,その前身である「国際協力フェスティバル」は1990年より毎年開催されていました。若い世代や国際協力に関心が低い層にも広く参加してもらうことを目的として,2005年に名称を「グローバルフェスタJAPAN」に改称し開催しているもので,今年は国際協力フェスティバルから数えて21回目の開催となります。

なるほど、そういうことだったのか。で、ゴスペルサークルとの関係は?というのが次なる疑問ですが、F女史が参加している「NGOゴスペル広場」はその活動の一環として会費収入の一部を国際協力活動にあてており、途上国向けのいくつかの支援プロジェクトに資金面での協力を続けているそうです。納得。

日比谷公園を埋め尽くした、各種ブース。もちろん飲食関係もありますが、人権問題や保健医療、農村開発など硬派な内容を解説するブースも配置されていて、ただのお祭りではありません。

左はウガンダの物産、これは縁日の屋台風と言えるかも。右はミャンマー学生会議で、この人形は私の家にあるものと似ていて親近感が湧きます。

ゴスペルが歌われる会場は小音楽堂。まずは「ゴスペル広場」の皆さんの出演で、F女史の顔もちらりと見えました。

ジンバブエ出身のゲストシンガーも交えて、賑やかな演奏が続きます。ただし、一口にゴスペルと言っても、血沸き肉踊る系(?)ばかりではなく、宗教的な厳粛さに満ちた曲もあって、多彩なのだなと認識しました。

もう1組、「CHOUB」の皆さん。人数は少ないですが、打楽器を駆使し会場参加型で盛り上がりました。最後は全員で立ち上がって一緒に歌い、踊ります。初体験でしたが、ゴスペルっていいですね。

終演後に落ち合ったF女史に見せてもらった、ゴスペルスクエア公式Tシャツ。鮮やかなオレンジ色ですが、「ゴスペル広場」は各地に支部があってそれぞれ色が違うそうです。

J「ゴスペルは若いときからお好きだったんですか?」
F「高校生の頃はPink Floydでしたね〜」
J「!!!」

Pink Floyd好きな女子高生?そんな生き物が○○年前の日本に生息していたのか?ちなみにF女史のお年は私の1学年上。高校への通学の鞄にサントリーオールドのボトルを隠していて、交通事故に遭った際に危うくバレそうになったという武勇伝の持ち主でもあります。