月旅

2013/05/20

音楽仲間robin☆氏が絶賛していたスウェーデンのシンフォニックロックバンドMoon Safariの『Lover's End Pt.III: Skelleftea Serenade』をAmazonで購入し、聴いてみました。うーん、これはいい。優しく、堂々とした大河のような音楽。変拍子を織り込みながらも終始安定したリズムを聴かせるリズムセクションと、雄大でいて時に鋭いソロを投げ込んでくるギター&シンセ、そして何より彼らの最大の売り物であるツインリードボーカルによるコーラスが完璧です。

Moon Safariは2005年に『A Doorway To Summer』でデビューし、『Blomljud』(2008)『Lover's End』(2010)と順調にアルバムをリリースしていて、この『Lover's End Pt.III』はアルバム『Lover's End』の続編となるEPということのようですが、一曲24分という長尺によるドラマティックな構成はYes・Genesis系プログレファンの琴線に触れるものがあります。今年1月にクラブチッタで行われたヨーロピアン・ロック・フェス 2013にも出演して、日本のファンの前にその演奏を披露したそうですが、今度は単独で来日してくれないかな。とりあえず、その日の来るのを楽しみに『Lover's End』も聴いてみることにしよう。

ところでこの日、この作品を推奨してくれたrobin☆氏が転倒して骨折→1カ月入院とのこと!ビールの飲み過ぎで骨粗鬆症(←因果関係不明)だったんじゃないの?どうかお大事に……って、6月29日のDJイベントはどうなってしまうんでしょうか。