田舎

2013/05/26

日中、昨年に引き続きTOEIC試験を受けて自分の英語力の進歩のなさを痛感してから、癒しを求めて(?)実家へ。

この日は実家に着いたのが遅かったのと、ちょうど大相撲が千秋楽を迎えていたのとが相俟って、いつもの囲碁対局はなく、横綱白鵬関の全勝優勝を見届けたらすぐに酒盛りとなりました。で、両親と自分とが酒を酌み交わしながらの会話というのはだいたい私が触媒になって両親の田舎時代(共に愛媛県の西側出身)の話になってゆくのですが、今日はひょんなことから母が結婚前に小学校の先生をしていた頃の話題になりました。確か話の流れとしては、目の前の料理の解説→私の好き嫌いの話(生卵以外はOK!)→私の甥や姪=母から見れば孫たちは食べられないものが多い(困ったもんだ!)→母の若い頃は好き嫌いなんて言ってられなかった→そういえば母が先生時代には下宿先の旅館の御主人が学校までお重入り弁当を毎日届けてくれて恐縮した……みたいな具合だったと思うのですが、それはさておきその下宿は今はどうなっているのだろう?とその場でiPhoneのGoogleマップで調べてみました。 それが、こちらです。

母がここで下宿生活を送っていたのは今から半世紀以上前ですから当たり前と言えば当たり前ですが、すっかり変わってしまった(跡形もなく一掃されてしまった)思い出の場所の様子に、母はちょっとショックを受けた様子。なんだか悪いことをしてしまったな。何でもただちにわかってしまう今のネットの利便性が、必ずしもよい結果をもたらすとは限らないということを、じんわり実感しました。