注意

2016/12/15

打ち続く激務にサボりがちだったインドアジムトレですが、この日は久しぶりに江戸川橋に足を運びました。

実は夏頃から時折、歩いていると左の腰や足の付け根に痛みを感じることがあり、テールリッジを登るときなどもイテテと腰を押さえて立ち止まること数回、そのため他のメンバーにずいぶん後れを取ることになってしまっていたのですが、数日前に遂に意を決して病院に足を運び診察を受けたところ、告げられた病名は「脊柱管狭窄症」でした。脊柱管を構成する組織の変形により脊柱管が狭くなったために、脊柱管の中を通っている神経や枝分かれする神経と神経に伴走する血管が圧迫されることで、腰痛や下肢のしびれなどさまざまな不具合が起こるものですが、うーん、とうとう来てしまったか……というのが正直な感想です。山仲間の常吉さんがやはりこの病気でずいぶん苦労されていたのを知っていたのであまり驚きはなかったのですが、それでも山屋が歩行に支障を来すようでは商売あがったりです(商売していませんが)。

すぐに処方された薬はリリカカプセルといい、過剰に興奮した神経から発信される痛みの信号を抑え、痛みをやわらげるお薬だそうですが、体に薬を慣れさせるために最初は少量から開始し、徐々に服用する量を増やしていくことが必要です。私も「最初は就寝前に1回2カプセルから始めて、様子を見ながら3カプセルに増やしてみて下さい」と指示を受けましたが、2カプセルでも痛みは軽減し、今日のジム練習でも支障なくクライミングをこなすことができました。ただ、この薬はめまいや眠気をもたらす性質があり、夜遅くなってから飲むと翌朝になってもふらつきを感じることがあります。いやー、困ったなあ。もう夜更かしはできないなあ……とは思うものの、これを機に生活習慣を改めるかと前向きにとらえてもみたのですが、注意書きの次の記述も気になります。

アルコールはお薬の作用を強めることがありますので、注意してください。

注意してくださいと言われても、困るなあ……。