相方

2019/12/19

この日、江戸川橋の「加賀廣」で飲み会。ご一緒したのはT-WALLのジム仲間たちで、彼ら・彼女らは年内まだまだT-WALLで登るためにこの店に来ることもありそうですが、私の方は先日の裏同心ルンゼ登攀の際に落氷を腕に受けて負傷したため年内のジム復帰は難しく、これが忘年会ということになりそうです。

そして、実はこのメンバーの多くが保科雅則ガイドのスクール仲間でもあります。

保科スクールで知り合って山行を共にするようになった仲間としてはヨーコさんが老舗(?)です。今年も八ヶ岳の見晴らしルンゼ韓国へのアイスクライミングツアーにご一緒しました。昨年までは「T-WALL江戸川橋店」でもよく一緒に登った仲なのですが、ヨーコさんがホームジムを変えてしまったために相方がいなくなった私は、以後、銀座の「グラビティリサーチ」で独り寂しくボルダリングにいそしんでいました。

幸運にも仲間を一気に増やす契機になったのが、保科ガイドによる3月の城ヶ崎でのクラック練習です。この講習が終わったところで、受講生同士で連絡先を交換したことでコンスタントにジム練習に集まれるようになり、そこからやがていくつかの山行が生まれることになりました。

サチコさんとは、日川曲り沢を皮切りにスッカン沢・桜沢東黒沢伊勢沢へ。レナさんとは、ヨーコさんと共に城山へ。レナさんとはさらなるマルチピッチの計画もあったのですが、これは来年に持ち越しとなりました。

ガーコさんとは無雪期の小同心クラック。年明けにはアイスクライミングもご一緒する計画です。そしてアユミさんとは、夏のスッカン沢・桜沢に加えて、師走の裏同心ルンゼから小同心クラックへの継続

こうしてみるとどういうわけか女性ばかりですが、来年の計画の中には男性の仲間との山行も含まれていますので、誤解なきよう。そして最も誤解してほしくないのは、いずれの山行も「引率」登攀ではなく、対等のパートナー同士としての山行であるという点です。

保科雅則ガイドは事情があって目下のところ講習を行なっていませんが、こうした大事な仲間たちに巡り合う機会を得られたのも保科ガイドのおかげ。心から感謝しています。そして保科ガイドには、一日も早く講習を再開していただきたいと願っているところです。