見出

2021/09/04

某M社(笑)の2021-2022秋冬シーズンの店頭ポスター(のひとつ)がこちら。

ブルーとホワイトのコントラストも鮮やかに、高度感満点の登攀を楽しむクライマーの姿とその背後の山の雄大さとを瑞々しい感性で切り取った素晴らしい写真だ……と褒めちぎりたいところですが、何を隠そうこの写真の撮影者は私、写っているのはパートナーのセキネくん。2020年2月に登った八ヶ岳の赤岳ショルダー右リッジの最上部での一コマです(元ネタは下の写真)。

この写真を「会社の方で使いたいようですが、いいでしょうか」とセキネくんから打診されたのは6月末のこと。もちろん快諾したのですが、その時点では私が撮ったものだけでなく複数の候補があったようで、それらの中から厳正な審査の末に(?)この写真を選んでいただいたそうです。おおむね本決まりだと連絡を受けたのは7月末で、ついてはキャプションを考えてほしいと言われ、ここで彼との間に激論が交わされました。

案の二は、山道具の購入に際しては金に糸目をつけないことをモットーとしている私(そのために某M社には随分貢いできたわけです)の口癖のようなもので、これまでもこのフレーズを発するたびにセキネくんからは白い目で見られたものですが、今回もそのガードは固いままでした。

さて、冒頭のポスターの写真はセキネくんから送ってもらったもので、彼が勤める店舗での様子です。それなら私の自宅の最寄りにある渋谷店にもあるかな?と足を運んでみましたが、残念ながら掲示されてはいませんでした。どうやらすべての店舗にこのポスターが掲げられるというものでもないようです。そして肝心のキャプションですが、写真を見る限りポスターにはそうした文字列はありません。もしこの写真が商品カタログにも掲載されることになったら、そのときにキャプションも活かされるのかな?そうなったら念のため、どちらのキャプションが採用されることになったか見てみたいものです(まぁ答はわかりきっているのですが)。

セキネくん情報によれば、恵比寿店にもある模様。しかしこのロケーションは?!

……爽やかな気持ちで用を足してくださいという恵比寿店の心配りだと理解しました。(2021/09/09追記)