柱戯

1998/11/05

中野サンプラザのボーリング場で、会社のボーリング大会。

はい、正直に言いますが、実は私はひそかに優勝を狙っていました。人事総務部のミーティングの中で「社内スポーツ大会をやる!種目はバレーボールだ。」と部長が口走っているのをダンボ耳で聞き付け、素早く幹事役のオダさんに「ボーリングの方がよいのでは?」とメールを投げ込んだのも、二十代の頃に中野サンプラザで200点超えを何度か出した記憶が蘇ったから。しかし1ゲーム目は前半「1ピンに当たらない病」にかかってスペアもとれずさんざんな出来。6フレーム目から投球フォームを修正してやっと調子が出るようになったものの、このゲーム114点とまったくふるいません。2ゲーム目では盛りかえして5ストライクを含む169点と辛うじて面目を保ちましたが、ストライク率34%はまだしもスペア率14%では勝負になりませんでした。

写真は、不調のショックで溶けかけた巨神兵のようにふらふらとレーンから戻る私。表情が暗いのはフラッシュをたき忘れただけ、という説もなきにしもあらずですが……。

打上げの中野の居酒屋で、得意満面で賞金の分け前を見せびらかすオダさんと特別賞がうれしそうなM顧問。何ももらえなかったらっちと私はヤケになって紅乙女をあおるばかり。