繰返

2001/09/16

8月26日のNHK「青春のポップス」でJoni Mitchelが特集され、白鳥英美子さんが「ウッドストック」、露崎春女さんが「チェルシーの朝」、Le Coupleが「ビッグ・イエロー・タクシー」を歌いましたが、それらの曲がとてもよかったのでベスト盤『joni mitchell hits』を購入しました。

Joni Mitchelはこれまでまったくといっていいほど聴いたことがなく、わずかに「青春の光と影」の名前を知っていたくらいだったのですが、こうしてまとめて聴いてみると初期(1970年頃)のギターと歌でシンプルにまとめられたフォーク曲に親しみが感じられます。中でも番組でとりあげられた「チェルシーの朝」は印象的なメロディラインでニューヨークの生活を活き活きと描写し、何度聴いても楽しくなってきますし、「ビッグ・イエロー・タクシー」はハワイでの乱開発を告発しているのですが、

They paved paradise and put up a parking lot

というリフレイン中に繰り返されるP音がユーモラスに響き、歌詞も旋律もおかしみに富んだもので大のお気に入りになりました。