遼遠
2002/12/18
会社近くのスタジオ「Kraft」で、今年最後のバンド練習。
練習前の儀式である松屋のカレーをかきこんでからスタジオに一番乗りし、ここ2回試用しているIbanezの5弦ベースをZOOM708IIを通してアンプにつなぎます。メインのベースであるSteinbergerに比べてこの5弦はEQフラットだとパワーが弱くノイジーなため、ノイズリダクションと音質向上のためにZOOMが必須です。
この日も、このところ練習を繰り返している4曲を順次確認しながら演奏していきましたが、7拍子のイントロと間奏が難しくこれまでどうしても各楽器のタイミングがあわなかった課題曲がなんとか決まるようになり、一同大喜び。ところがこの日に限って監督兼ボーカルのすずめぐが扁桃腺を腫らしてダウンしており、「あぁ、次にすずめぐが参加したらまた失敗するんだろうなぁ」。
それにしてもボーカルがいないというのはやりにくいもので、特にエンディングの長い曲では何小節で終わりというのをきちんと把握していないため、ドラマーとアイコンタクトして適当なところでスネアのおかずを入れてもらい締めるのですが、終わってから「あと1サイクルあったかな?」と不安げな面持ちで顔を見合わすばかり。どうやら前途は遼遠です。