塾長の備忘録

塾長の備忘録

私=juqchoの日常の雑感を不定期に綴る、個人的な備忘録。

握手

2006/02/04

来週に向けて準備をしておきたい仕事があり、この週末は土日とも会社に出ることにしました。もちろんモバイル環境がないわけではないのですが、自宅には誘惑が多すぎて仕事になりません。

というわけで昼から出社……の前に、せっかくなので前日のうちに予約してあった会社のすぐ近くのスタジオ「Kraft」へベースを抱えて赴きました。ところが、予約しておいた正午になってもスタジオ入口の耐火ドアはかたく閉ざされたまま。他のお客さんも三々五々集まってきて「まだ開いてないですか?」「おかしいなぁ」みたいな会話をお互いに交わし合っていたのですが、30分たっても営業を始める様子もないので、諦めてオフィスに移動。ひと通りメールをチェックしてから予定の仕事をこなしながらも、もしかしてスタジオのスタッフが交通事故かなんかに遭ったのではないか?などと心配していたら、13時15分頃に携帯にコールあり。電話の向こうには恐縮しきったスタッフの声があって「自分が寝坊してしまって……スミマセン」みたいなことを言っています。怒るよりもほっとする気持ちの方が先に立ってこちらの口調も柔らかいものになり、いったん仕事を中断して(!)いそいそと「Kraft」へ。

今日はいつものRushに加えてU2の「Vertigo」なんぞを耳コピで弾いてみましたが、よく聴けば高揚感あふれるこの曲のベース、軽くナチュラルなオーバードライブがかかったいい音をしています。でもって、この日スタジオのベースアンプは前に使った人がイコライザーのセッティングなどをそのままにしていたようなのですが、若干ローが甘いもののこのセッティングでの爆音が私のSteinbergerとの相性がよかったらしく、こちらもパワフルなロックベースらしい音になりすこぶる気分よし。また、このセッティングで思い切りブリッジ寄りで弾けば、これまでツーフィンガーではそのスピードにまるで太刀打ちできなかったRushの「Animate」がそれなりの音の粒立ちで弾けるようになることも確認できました(しかし、実はワンフィンガーで弾くのが正しいということを後日知りました)。

結局スタジオ代は、「せめて1時間分でも払いますよ」と言ったのに恐縮しきったスタッフさんがタダにしてくれました。なんだか申し訳ないけれど、また利用しますので今回はお言葉に甘えます。

オフィスに戻りこの日の予定の仕事を終えて、夕方から溜池山王のフランス料理店「かえりやま」へ。三色旗の看板が目印のこのレストラン、こじんまりした親しみやすい雰囲気の中で、リーズナブルなお値段でこだわりの食材によるしっかりしたボリュームのコースを出してくれて、いっぺんで気に入りました。ちなみに私は前菜2品、メインも魚と肉のおまかせフルコースで6,500円、相方はメインが1品ですが十分な量がある4,500円のコース。ワインはボディが軽めのものをリクエストしたところ、シェフが選んでくれたのはSancerre Comte Lafondの赤、お値段は5,000円未満で「私は高いのはあまりお勧めしません」とうれしいお言葉。いずれの皿も色彩感覚豊かだし、もちろんお味も料理・ワインともに文句なしで、すっかり満足して店を後にしましたが、出るときに入口に貼り出されている記事のスクラップを見ると、そこにはシェフと握手する中曽根大勲位のお姿が!