骨董

2006/03/30

中古楽器愛好家には関心事だったPSEマークについての記事(毎日新聞)。

電気用品安全法で国の安全基準に適合することを示す『PSE』マークがない一部家電製品の販売が4月から禁止される問題で、経済産業省は30日、規制対象から除外する希少価値の高い『ビンテージもの』のリストを初めて公表した。米フェンダー社製の1950年代のギターアンプなど、40年代から98年までの楽器を中心に1918品目のメーカー名とモデル名が示されている。このリストに合致していることを申請すれば、PSEマークがなくても販売できる。リストは経産省のホームページで公開されている。

早速、経済産業省のリストを見てみましたが、ずいぶん懐かしい名前が並んでますね。おなじみの日本メーカー(KORG, Roland, YAMAHA)はもとより、MOOGやOberheimもあるし、メロトロンだって載っています。一時期話題を集めたPPGのWave2.2シンセサイザーなんて、RushのGeddy LeeやSagaのJim Gilmourといったカナディアンバンドで使われていたのを思い出します。いろいろと不備が多いとさんざんに言われているこのリストですが、眺めていればそれなりに楽しいものです。

もちろん、我が家にあるシンセサイザーたちもランクイン(?)していて、我が家の居間はビンテージだらけか、と一瞬喜んだのですが、待てよ。「ビンテージ」と言えば聞こえはいいものの、早い話が「骨董品」ということではないのでしょうか?