疲労
2006/08/17
北海道旅行の疲れがどっと出てぐったりの一日。こういうときは、居間で穏やかに(?)Rushです。
最近購入したDVDは、左がRushの結成30周年記念ツアーでフランクフルトのショウの模様を収録したもの(Rush R30)。初期の懐かしい曲のメドレーから入って、ファンにはおなじみの曲のオンパレードの合間に企画盤『Feedback』に収められていたカバー曲(CreamやThe Whoや)が交えられます。演奏のテンションとしては『Rush in Rio』の方が上ですが、大好きな「Between the Wheels」が披露されていてこちらも悪くありません。この曲は私もよく自宅でGeddyになりきってベースとキーボードを弾きながら歌うのですが、このライブではサビでシンセの白玉がF→G→Em→Fと回るところをペダルに割り当てて足で鳴らしながらベースを弾きつつ歌っていて、そのせいでこの曲の疾走感が増していたのがGood。それにしても、一本指奏法を駆使するGeddyの右手人差し指の強さには驚きます。
もう一方の赤いの(Rush REPLAY X 3)は、過去に出た3種類のライブ映像(Moving Picturesツアー、Grace Under Pressureツアー、Hold Your Fireツアー)をまとめたボックスセットで、映像もさることながらおまけのブックレットとピック2枚(AlexとGeddyのサイン入り。上記のようにGeddyはピックは使わないんですが……)がうれしい一品です。これらのうち、Grace Under Pressureツアーは15年ぶりに見ましたが、若々しいステージアクションに驚くとともに、出ている音を全て3人でコントロールしようとするこだわりが見てとれて、改めて微笑。そういえば、このツアーでRushは日本にも来たのでした。そのときは武道館でステージ右側の2階から観ましたが、いいライブでした。もう日本に来ることはないのでしょうか?