三線
2007/05/12
クライミング仲間のオグとそのお嫁さん=マユミさんの結婚披露パーティ@CANAL CAFE(飯田橋)。お堀に面したテラスのイタリアンレストランで、真っ昼間から楽しく酔いしれました。
新郎新婦の人柄を反映して愉快で明るい人たちばかりの集まりに、余興は演武2本と三線演奏。
なぜに演武?かといえば、新郎は長年にわたり空手を学び、また教えてもいるからで、新郎の教え子たちの演武も楽しかったのですが、オグ自身の演武は普段のお笑い系な新郎の印象とはがらりと変わった気迫のこもったもので、心の底から感動。まさに刮目して見るべし、という感じです。
そして友人代表の余興は、写真の2人(自称「とぅ〜ぼ〜ず」)による三線演奏。これを聴きながら、生楽器というのはやはりいいなあと深く溜息。自分も楽器をやらないではありませんが、ベースギターにしろシンセサイザーにしろ、エレクトリックな楽器はこういう場にはふさわしくありません。筐体そのものが音を響かせるアコースティック楽器の息づかいがあって初めて、「祝福」という優しい気持ちがダイレクトに聞き手に伝わるのだとつくづく思いました。
しかし、今からアコースティック楽器を学び直すとして、何がいいのでしょうか。ベースの技術を流用できるという点では弦楽器がいいのでしょうが、ヴァイオリンは憧れの楽器ではあるけれど音感には自信がないし、ギターはベースより2本も弦が多くて難しそうだし……ということは、やはり三線か!というわけで、演奏を終えて戻ってきた「とぅ〜ぼ〜ず」のメンバーに訊いてみました。
「エレクトリック三線って、ないんですか?」