徒歩

2008/05/23

今日は15時から、避難訓練の一環として徒歩帰宅訓練(豊洲〜渋谷コース)に参加。要するに大規模災害時に自宅方面へ徒歩で帰宅するルートを確認するとともに、どれくらいの労力を必要とするかを確認しましょうという訓練で、一定の役職者以上は参加が義務づけられています。銀座から自宅までなら酔っぱらって終電を捕まえ損ねたときに歩いて帰ったことがありますが、会社の所在地である豊洲からとなると未体験ゾーン。ちょっと面白いかも、と自分としては積極的に参加しました。

コースどりは上の写真の通りで、距離にすると約10km。これを男女混成の5人のチームで、途中芝公園での休憩も入れながら2時間20分ほどで歩き通し、ルートと距離感を実感できたのは有益でした。気温は高かったものの時折爽やかな風が吹いて、排気ガスを除けば不快感もほとんどなし。ただし、実際に徒歩で帰宅しなければならないくらいの災害が発生したときに道路の状況がどうなっているかは知れたものではありませんし、会社の地下には本社勤務の全従業員が豊洲地区に閉じ込められても3日間は自活できるだけの備蓄があるという話なので、いざというときは不用意に動かない方がベターかもしれません。

ゴールイン後は自然解散となったので、ひとりで「第三福ちゃん」で打上げ。幸せな気分になって、自宅までの最後の10分を千鳥足で歩きました。

この訓練の成果を実感することになったのは、2011年3月11日のことでした。