花火

2008/08/07

先週末の夕涼み企画が夕涼みにならなかった私。今日は「2008神宮外苑花火大会」(日刊スポーツ主催)を見に国立競技場へ。夕涼み、今度こそ。

会場に着いてみると何やら女性アイドルグループが仮設ステージで踊り歌っているところで、ファンらしき男性陣も野太い声でスタンドから声援を送り、一緒に身体を動かしています。7時半には歌も終わり、いよいよ花火を待つばかりになりましたが、アイドルたちがステージを下りるとともに帰路につく客がいたのにはびっくりしました。花火を見に来たのではなく、アイドルの追っかけだったのか!

ここから1時間、スポンサーをとっかえひっかえ、花火の打ち上げが続きます。都市部のど真ん中で行われる花火大会なのでさすがに尺玉クラスは上がりませんが、それでも目の前で花開く色とりどりの火花、雷鳴のように轟く音響が迫力満点で、なかなかの楽しさ。上空には飛行船も飛んでいましたが、あれは花火見物の遊覧飛行だったのでしょうか?きっとかつてのホリエモンのような俄成金が乗っているんだろうな、と僻み根性満載で羨ましがってみました。

最後の花火が終わって、電光掲示板にはお笑いタレントの姿が映りましたが、我々はさっさと国立競技場を出て、遅い食事をとるために南青山へ。ところが、国立競技場の南側は花火の打上げ場所で、その後始末のために閉鎖されています。係員さんに聞いてみましたが、国立競技場をぐるっと回って外苑西通りから246に出るしかないでしょうとの回答。ここは素直にアドバイスに従って人混みをかき分けながら歩きましたが、目的地の南青山「SUNA」まで結局40分ほども歩くことになってしまいました。

こちらにも花火見物客が詰めかけていたようで、店内はずいぶん賑やかでしたが、あれやこれやのスペイン料理をおいしくいただきました。帰路は、原宿駅までおしゃべりしながら歩きましたが、ここまでくれば今度は自宅まで歩いて帰りたくなります。結局、南青山の店からも汗だくになりながら40分ほど歩くことになってしまい、またしても所期の目的であった「夕涼み」はなりませんでした。