縦断

2011/11/23

まっきーが参加しているおおみや市民吹奏楽団の演奏会を聴きに、埼京線で一路大宮へ。やっぱり遠い……その代わり、電車の中で読書がはかどりました。何を読んだかは後日レポートすることにして、演奏会の内容を紹介するとこんな感じです。

  • 第1部
    • アルセナール(J.ヴァンデルロースト)
    • センチュリア(J.スウェアリンジェン)
    • 風紋(保科洋)
  • 第2部
    • 「くるみ割り人形」より三つのダンス・メドレー(P.チャイコフスキー)
    • テイク・ファイヴ(P.デスモンド)
    • シネマ・マンシーニ(H.マンシーニ)
    • ジャパニーズ・グラフィティ XVI 坂本冬美メドレー
  • 第3部
    • 交響曲第1番「指輪物語」(J.デ=メイ)
      • 第一楽章:ガンダルフ(魔法使い)
      • 第二楽章:ロスロリエン(エルヴェンの森)
      • 第三楽章:ゴラム(スメアゴル)
      • 第四楽章:暗闇の旅
      • 第五楽章:ホビッツ(小人たち)

前回と同様にまっきーにあらかじめ用意してもらってあったチケットで会場に入り、これも前回同様に定刻通りコンサート開始。

今回の聴きどころは、あらかじめ第2部のどこかです(笑)。ドキドキしながら聴いてくださいと思わせぶりに予告されていた、まっきーのソロです。プログラムを見たときは「テイク・ファイヴかな?いや、マンシーニの曲のどこかかも」と予測したのですが、まさかここで来るとは……。

後で本人に聞いたらやはり緊張していたようで、ソロの最後がやや尻切れになった上に客席へのお辞儀もできなかったと後悔していましたが、なかなかどうして、演奏も表情もこぶしがきいていて、ド演歌の世界に見事にひたりきっていました。演奏会全体も、変拍子が面白い「センチュリア」、ビッグバンドっぽい大胆なアレンジを施された「くるみ割り人形」、意欲的な大作「指輪物語」など気迫のこもった演奏が続き、充実した2時間半でした。

さて、ロビーでまっきーと言葉を交わした後は、急いで大宮駅へ。ここから取って返してお台場へ向かいました。今度は、同僚F女史が参加しているゴスペルクワイヤも出演するイベント「ONE NIGHT STAND GOSPEL CONCERT from THE POWERS」を聴くのが目的です。こちらは、つのだ☆ひろ氏のプロデュースで、東日本大震災の被災者に対するチャリティーとして企画されたもののよう。こんな構成でした。

  • 第1部
    • Gospel Square
      • Oh Hapy Day
      • Anthem For Unity
    • V-GUYS
      • Give It Up
      • End of the Road
    • TAEKO&GAIKA Freedom Chorus
      • FURUSATO〜Earth Is My Home
      • Earth Song
    • The Wild Child
      • 全てはOK
      • 僕は君のヴァイタミン
      • 元気の素
  • 第2部
    • RISE UP SINGERS
      • Joy to the World
      • O Holy Night
      • My Soul Doth Magnify the Lord
      • Thou Oh Lord
      • Go Tell It on the Mountain

同僚F女史は一番手のゴスペル・スクエアの一員としての参加で、彼らの歌は先月の「グローバルフェスタJAPAN2011」でも聴いたばかりですが、この日は人数が少なくてちょっと迫力に欠ける面があったことは否めません。その代わり、同僚F女史は下手前列というかなり目立つ場所に立つことができて、気持ちよく歌えたようです。その他、The Wild Childを率いて相変わらず達者な歌を聴かせたつのだ☆ひろ氏が「私ら仏教徒なんで」とカミングアウトしたり、プロのシンガーたちが集結したRISE UP SINGERSが見事なアカペラを披露したりと聴きどころ満載で、こちらもまた充実した2時間でした。

こうしてみると、まっきーも同僚F女史も、音楽で自分を表現する場を持っていて羨ましい。自分にはそういう機会は今のところありませんが、せめて楽器の練習くらいは細々とでも続けることにしようと心に決めました。そこで、渋谷で遅い食事を終えて同僚F女史と別れ帰宅した私は、早速居間に置きっぱなしのシンセを起動したのですが……。

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