困憊

2016/10/09

雨で始まった三連休の2日目、モンベル渋谷店へ。

近々予定されている山行の行動食を補給すると共に、冬山用のパンツの補修を依頼するのが目的です。まだ10月に入ったばかりですが、来月になればアイゼントレーニングをして、再来月にはもうアイスクライミングが始まりますから、冬の到来は目の前と言ってもいいでしょう。

その後は日吉の「ビッグロック」でトレーニング。しかし、登り慣れたはずのルーフも、前回からチャレンジを始めたクラックも、なかなかうまく登れません。腕がないからと言われればそれまでなのですが、それよりもシャモニー旅行からの帰還後、いつまでたっても身体の芯の疲労が抜けきっていない感覚が今に至るまで続いていることが気になります。今回は例年よりずっと早く、6月末から7月始めにかけての旅行でしたから、これから気温が高くなろうとし始めたところで冷涼な場所に行き、そこで10日間を過ごしてから今度は逆に猛暑の東京に戻ることになってしまったため、身体の気候順化がまるでできなかったことがその原因のようです。さすがに表立っての不調は8月には治りましたが、その後も泥のような疲労感がまとわりついてクライミングを邪魔している感じ。

せめて、アイスアックスやアイゼンの爪を研ぎ出す頃にはこの状態から脱出していたいと思うのですが……。