憧憬

2016/10/13

世界の料理シリーズはこれまで東欧中心で、前回は2月にブルガリア料理でしたが、今回はちょっと趣向を変えてブラジル料理を食しに御茶ノ水へ向かいました。

ネットで調べてみるといろいろなお店がありますが、リーズナブルなお値段が魅力のこちら「サウダーデ」さんにお邪魔することにしました。こじんまりとしたお店の入り口にはブラジル国旗が下がり、店内はごちゃごちゃ感と清潔さとがブレンドされていて、居心地は良好です。アラカルトにするつもりでしたが、手軽なコース料理があるとのことなので、2,900円のBコースを注文しました。

鴨とチーズの前菜に、サラダ。サラダに乗っているお肉はなんだったかな?

揚げ物のうち平べったいものは、ひき肉が入ったパステル。そして鶏のシュラスコ。シュラスコと言うと串に刺した状態で席まで持ってきて、オーダーに応じてその場で切ってくれるイメージがありますが、こちらのお店は最初からお皿に乗った状態で出てきます。

チョリソと牛肉のシュラスコは本日のメイン料理。これはもっとボリュームが欲しかったな。その代わりチーズパンことパンジケージョは、もちもちの食感がすこぶる美味。

デザートはマテ茶に甘い(たぶん)ココナツミルクなどが入ったもの。なお、飲み物はサトウキビの蒸留酒ピンガ(カシャッサ)のカクテル「カイピリーニャ」をいただきましたが、これは水っぽくて失敗。ロックで飲んだ方がよかったかもしれません。

品数が足りないかと思っていましたが、食べ終えてみれば意外に満腹。お客は他に数人連れのもう1組がいましたが、我々を含め2組の応対と調理をマスター1人で手際よく、しかも丁寧にこなしていて感心しました。次はフェイジョアーダ(黒豆のシチュー)なども含むAコース(3,700円)にしてみようと思います。