飽食

ヨーロッパ旅行から帰国して1週間あまり、近所のスポーツジムに足を運んで体重と体脂肪率を測ってきました。その結果、体重は63.1kg（昨秋比▲2.1kg）、体脂肪率は12.1%（同▲1.4ポイント）と、おそらく社会人になってからの最低水準を記録しました。

自分がランナーやフリークライマーだったらまだまだ重いと言うところですが、山登ラー的には今ぐらいがいいバランスになっているかもしれません。そうなったのが旅の途中のシャモニーで合流したセキネくんから「痩せましたね！」と言われるほど消耗したモンテ・ローザ登山のおかげであることは疑いありませんが、それにしても旅行中はホテルや山小屋の食事にしろ外に出ての宴会にしろ必ずしも（栄養的に）節制していたわけではありませんし、帰国してからもラーメン（渋谷）、カレー（神泉）、焼き魚定食（東銀座）、焼肉（神楽坂）、とんかつ（水道橋）……と飽食の日々を続けていたにもかかわらず、この麗しい結果です。逆算すると、モンテ・ローザを降りてきたときには体脂肪率は一桁まで落ちていたのでしょう。

そうは言っても、実際のところは時差ぼけが抜けきらないような妙な疲労感がまだ残っていてすぐに登山を再開できる状況ではないのですが、この計測結果を安心材料としてスタミナ作り（＝さらなる飽食？）に励み、一日も早く日本での山歩きに復帰したいと考えています。