光環

2024/03/13

ここ数年はなぜか花粉症の症状が軽くてすんでいたのですが、今年は一転してきつい症状に悩まされています。私の場合、特につらいのは目の痒みの方で、点眼薬でなんとか症状の改善を図っているものの気持ちは憂鬱。そんな折も折り、X(Twitter)上に以下のツイートを見つけてしまいました。

「大量飛散」の文字が「大量悲惨」と読めてしまったのは花粉による炎症に目がやられているからだけではないと思いますが、この「悪魔のサークル」は私も実際に目にしたことがあります。それは昨年3月の唐松岳登山からの帰路のこと。

ブロッケン現象にも似た不思議な光の環を見てそのときは「これはきれいだ」と喜んでいたのですが、後からこれが「花粉光環」だと知ってがっくりしたものです。よもや、今年もまた見ることになろうとは。

ところで、上に引用したtenki.jpのツイートの本文にはげんなりしたものの、そこに添えられた画像を見て「これはまた、なんとプログレッシブでライブな画像なのであろうか」とつい顔がほころびてしまったのは、それがKing Crimsonのライブアルバム『USA』(1975年)のジャケットを連想させるものだったからです。

仕方ない、今日は花粉を避けるためにおとなしく家の中に潜んで、日がな一日King Crimsonを聴き直して過ごすことにしよう。