旅憶
2009/07/04
5月のまったりDJイベントでご一緒したやまげんさんがボーカルをつとめるJourneyトリビュート・バンド「じゃにめん」のライブに参戦。場所は目黒駅から徒歩数分のTHE LIVE STATIONです。
この日のライブは「LIVE! INDEPENDENCE」(←7月4日だから?)と題して、じゃにめんを含む3バンドが演奏するもの。同じくこの日参戦したrobin☆さんやじゅんこさんと会話を交わしているうちに場内が暗くなり、18時開演のトップバッターが我らがじゃにめんです。
演奏された曲は、以下の通り。
- Escape
- Don't Stop Believin'
- Who's Crying Now
- Separate Ways (Worlds Apart)
- Open Arms
- La Raza del Sol
- Wheel in the Sky
- Any Way You Want It
大好きな「Escape」にのっけから燃え上がって、以後も大ヒット曲のオンパレードに一緒に歌いまくり。この豪華なセットリストを見ただけでも、Journeyがいかに偉大なバンドかということがよくわかります。ちょっと異色なのは機関車のようなベースリフを伴うラテンフレーバーのリズムが特徴的な「La Raza del Sol」ですが、MCで紹介があったようにJourneyのオリジナルメンバー2人がCarlos Santanaのバックバンドにいた(というところでギタリストがちらりと「Europa」を演奏)ので、これもJourneyのルーツに近い曲、ということなのかもしれません。あと、欲を言えば「Only the Young」とかも演奏してほしかったかな。←さりげなく(?)次回に向けてリクエスト。
それにしても、やまげんさんブラボー!あのSteve Perryの声域を見事に歌いきっていて、特に「Wheel in the Sky」の間奏部での殺人的なファルセットなんか鳥肌ものでした。他のメンバーの演奏も非の打ち所がなく、ドラムは本家以上にパワフルだし、ギターはあまりにもかっこよく、ベースとキーボードの女性2人はどこまでも華麗。バンドはずっと満面の笑顔で演奏していましたが、うーん、これだけ楽器を思うままに鳴らせられたら、弾くのが楽しいだろうなあ。
興奮のうちに、じゃにめんの演奏終了。続くamprogrardはアートロックを演奏するバンドという触れ込みでしたが、過去の彼らのセットリストを見るとアメリカンプログレハードをかなり取り上げているので、続いてこちらも聴くことにしました。
おー、これもなかなか。オープニングはマーチ風のイントロが印象的なStyxの「The Grand Illusion」。よっしゃー!と思ったのも束の間、そこから知らない曲が5曲……。どうやら選曲担当らしいボーカル氏がMCで「有名じゃない曲ばかりやるので恐縮なんですが」と言い訳をすると、ギターやベースが「この曲をやることになるまで聴いたことがなかった」とか「このグループの曲はこれしか知らない」などとクレームをつける始末で場内は大笑いでしたが、バンドの演奏はとてもよく、知らないなりに楽しく聴けました。中でもベース氏は、黒いFender Jazz Bassを基本ツーフィンガー、ところどころでサムピックで操り、さらにコーラスでも活躍していたのが印象的でした。そして最後はKansasの「Relentless」。この曲、好きなんですよね。メインリフは5/4拍子でありながらしっかりロックしていて、ノリのいい曲です。
amprogrardの演奏が終わったところで、翌日のランに備えて私は早めの退散。本当は、この後の雷々軒(as Thunder)が今回のメインなのですが、すみません。やまげんさんやrobin☆さん、じゅんこさんに別れを告げて、THE LIVE STATIONを後にしました。ちなみにこのTHE LIVE STATION、いい仕事していますね。大音量ながら分離のいい引き締まった音でしたし、ライティングも充実していました。
こちら(↑)は、じゃにめんの演奏終了後にやまげんさんが配っていたシール。そのときやまげんさんは、一度しか言葉を交わしたことのない私の顔を見て「塾長さん」と言ってくれましたが、こういうときは自分から「塾長です」と手を差し出すべきでした(反省)。それはさておき、じゅんこさんはシールを受け取って大喜びで自分の額に貼ろうとしていましたが、まさか……えっ、それが正しい用途なんですか?